肩こり・腰痛・自律神経症状など、どのような症状も大きくこのような流れになります。
問診・主訴の確認 どこがどんな風につらいの?
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おなかの治療 おなかの固いところ、痛いところを確認します。
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脈の治療 元気のいい脈にします。
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せなかの治療 痛むところ、イヤなところの変化を確認しながら治療がすすみます。
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おなか・主訴の確認 最初と比べて、どう変化した?
力のある、やわらかな、おなかを目指します。
肩こりで治療にいらっしゃた患者さんも、おなかの状態をみて全身の治療をしていきます。
東洋医学的な立場では、部分と全体との同一性に価値を置き、
どの部分にも全体が投影されているという見方が前提なので、
おなかの内容は全身の状態にも関係しています。
肩こりだけをねらう治療はいたしません。
肩こりだけ解消したとしても、またすぐ元に戻ります。
または肩だけゆるませた結果、からだのバランスが崩れて数日後
揉み返しのような状態になることもあります。
おなかの状態をよくすることにより、からだ全体の力をつけていきます。
おなかの状態がよくなる、ということは、からだが良くなるということです。
すると、元気になったり、からだが軽くなったり、気持ちが明るくなります。
その中で肩こりも解消してゆき、さらに肩こり・病気になりにくいからだになっていきます。